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変幻本舗

気がつけば・・・ あなたの身体も変化する

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ピアス×2 第四十六話



ピアス×2


第四十六話





「さあ!開店5分前だ!


おまえたちは各自持ち場を離れないように!」


「はい!」


カエデはレオナと一緒に、


厨房の片隅でその号令を聞いていた。


こんな場所で何をするんだ?


カエデは動きのとれない状況に


イラつきを見せ始めていた・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・


厨房は所狭しとコックが料理を始めている。


ここセラフィムではお酒だけでなく


一流コックによる料理も最高級であり、


それ目当ての客も少なくないほどだった。


だがもちろんメインは飛び切りの美女を横にして一流の酒を楽しむ。


その料金も高額だが、ここへ来る客は誰もが成功者ばかりで


最高級の料理と酒と女を楽しむ時間を、彼らは金で買いにくるのだ。




・・・・・・・・・・・・・・・



店が開店してかなりの時間が過ぎていた。


しかしカエデは相変わらずレオナたち数人と一緒に


厨房での雑用をこなすだけだった。


忙しい状況で与えられる雑用をこなすだけで精一杯のカエデは、


焦りが出る中次の手が打てないでいた。




どうすればいい・・・・・?




下手にアピールしても来たばかりの自分など


受け入れてもらえないのは目に見えている。


ここはじっくりと・・・・・


だめだ・・・・・


今の自分の身体は高校生のシノブのもの。


深夜に及ぶ連日の勤務だけでも彼に迷惑がかかるし


家の人にもそのたびに言い訳が通用するとも思えない・・・・


ここはやはり時間などかけるわけにはいかない。


頭で考えてみてわかってはいるものの、


その先の行動が思いつかなくて時間だけが過ぎていった。


まわりに目を向けると同じメイド服に身を包んだ研修生たちが、


懸命に仕事をこなしている。


彼女たちは夜に生きる女性として


この場所で成功しようと懸命になっている・・・・


他人との競争に打ち勝ち、ライバルを蹴落としてでも


この店の顔になろうとしている。


そんな彼女たちの姿を見ていたカエデは、


ふと先ほどのレオナとの会話を思い出した。




・・・・・・・・・・


「今は皐月様がナンバーワンに君臨しています」


「え???」


「だからぁ、さつき様ですよぉ」


「へ~~~~そうなんだぁ?あの子が?」


・・・・・・・・・・・




彼女たちも今のトップに君臨する皐月を


目指しているに違いないと・・・・・


決して美人でもスタイルがいいわけでも、


話術に長けているわけでもなかった皐月が、


今このセラフィムのナンバーワンだ・・・・・


するとこの時、先ほどから心に引っかかる何かが


再びカエデの頭に浮かび上がってきた。


「麗羅・・・・」


そして思わず口からその言葉がこぼれたのだった。


「はい?どうしたんですかぁ?お姉様?」


カエデの横で待機しているレオナはその声が聞こえたのか、


彼女に問いかけてきた。


「え?ああ~・・・・なんでもないの。ごめんごめん」


カエデは一旦誤魔化しながらもこう続けた。


「ねえ、レオナ」


「はい?」


「ここはどういう流れで終業するの?」


「え?おわり?・・・・ですか?」


「ええ、ラストは十二時なんでしょ?それからホステスや


研修生は何時ごろに帰るの?」


レオナはすぐにそれに答える。


「ホステスの人はそれぞれお付き合いのあるお客様の誘いで


そのあとも場所を変える場合が多いです。


それ以外の人はほとんど一時までには


お店を出られてお帰りになります。」


「え?・・・この後も場所を変えてって?」


「ん?そうですよ?お客様も一流なので、


その分もかなりの収益になります」


「えーーー!アフターは禁止じゃあないの?」


「はぁー?何を言ってるんですか?この世界では常識ですよ?」


「うっ・・・・あ・・・・いやまあ・・・・そうなんだけど・・・・・」


「でもそれは数年前までは禁止だったらしいですけどね。」


「・・・・・・・・・・・うん・・・・・・」


カエデは口をとがらせて不機嫌そうに返事をする。


「だから古株のホステスさんたちは、


それに馴染めずにお客様の誘いを


受け付けない人も何人かいるのも事実です」


「そりゃーそうでしょう!だいたいここは


そんな方針の店じゃあなかったはずだし!


客は店で楽しんでもらえと・・・・


そのために自分の技量を磨けと・・・・」


言いはじめは声を荒げるほどの勢いがあった言葉が、


次第にトーンが下がる・・・・



カエデはあまりにも変わり果てたセラフィムに


失望さえ感じ始めていた。



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昨夜また深夜の呑み過ぎ あせる


胃が破壊されました・・・・



お酒ってありゃ~~ですなぁ 汗


タバコもありゃ~~~~


猛毒ですなぁ・・・・




でもそれがやめられない止まらない




毒と知ってて毎日たしなんでおります。





だから今日は朝からもう死んでいる・・・・



おまえはもう死んでいる・・・・




アタタタタタタ!!!



はあはあ・・・




あ~~~~



きもちわりぃ あせる















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  1. 2012/04/23(月) 15:29:50|
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