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変幻本舗

気がつけば・・・ あなたの身体も変化する

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ピアス×2 第五十一話



ピアス×2 第五十一話




それだけ言うと彼女は


ジッと麗羅の反応を待っていた。


すると・・・・


「あ~~はははは!面白い子ね~~~~♪ 」


麗羅は大きな声でカエデの言葉を笑い飛ばした。


だがカエデは微動だにせず麗羅を見詰める。


「なに?それ?カエデがどうしたって?


それにそんな彼女のレアな手法をよく調べたわね~?


 いったいどこで誰から聞いたのかしら?」


そこまで言うとそれまで笑いながら話していた


麗羅の表情が、そのあと一変した!


ガシッ!


眉はつり上がり眉間にシワを寄せて、


まさに鬼の形相とはこのことだろう。


そんな怒りに満ちた表情で麗羅は


カエデの胸元を掴んで顔を近づけ凄みながら言った。


「おい・・・・おまえ・・・・ それ以上カエデの事を


軽々しく口にしたら・・・・


二度と店に出れない身体にするよ?いいの?」


カエデの服を掴む彼女の手が震えている。


それとは反対側の手で


今にも殴りかかりそうなほどの怒りが彼女から伺えた。


だがカエデはそんな麗羅に


気おされる事もなく切り替えす。


「やだなぁ・・・・麗羅さん。


そんなに怒んないでくださいよぉ・・・」


カエデは掴まれた胸元の手を


払おうともせずにさらにこう続けた。


「まず智美に会ってこう言えといわれたんですよ・・・


智美ならわかってくれて必ず力になってくれるってね」


「まだ言うの?!」


バチッ!


そこでついに麗羅は、自分の怒りを抑えきれずに


カエデの頬に平手打ちを見舞った!


するとカエデは殴られた頬を少し赤らめながら、


うつむいて目を伏せたままボソボソと呟きだした。





「・・・かれはてん・・・・後をば知らで・・・・・・・・・・」





聞き取れるかどうかの小声でも、


それは確実に麗羅の耳を捕らえる・・・・


「え?・・・・・・・・・・・・・・」





「・・・・・夏草の・・・深くも人の思ほゆるかな・・・・・・・」





「そ・・それは・・・・・・」


カエデの服を掴む麗羅の手から力が抜けていく・・・


「智美ならわかるよね?この和歌みたいに


二人はいつも一緒に頑張ろうねって・・・


離れてしまうことも考えずに深くお互いに


思いあおうねって・・・言ったよね?」



すると・・・・・・・・・




トン!


トン!!



麗羅はそれまでカエデの胸元を掴んでいた手を放し、


それを拳に変えて今度は優しく彼女の胸を叩いてきた・・・・



「・・・・・・なんでぇ?・・・・・


どうしてあなたがそんな事まで


知ってるのよぉ・・・・・ううう・・・・・・」



麗羅は自分の大きな瞳から


突然大粒の涙をこぼしながら泣きはじめた。


「その歌は私とカエデしか知らない二人の事を


励ましあっていたものなのよ・・・・


和歌の好きだった彼女が、仲のよかった私達の為にと


選んでくれたものなの・・・


だからそれはカエデ本人から聞かないと・・・・


今ここであなたの口から出るはずないのにぃ・・・・・うう・・・」


「カエデさんは今も生きてるわよ」


カエデは寄り添い泣きじゃくる麗羅のその手を掴んで、


今はっきりとそう告げた。


「・・・・・・・・え?・・・・・・・・」


その言葉に顔を上げて麗羅の動きが静止する。


「だからぁ・・・・カエデさんは今も生きてるって言ってんの!


そして今私が彼女の変わりに話して行動してるわけよ!」





・・・・・・・・・





確かにその通りだった・・・


カエデはピアスに封じ込められて


その意思を持ち続けている・・・・


この超常現象を生きてるといっても過言ではないであろう。


そしてシノブが代わりにその意思を引き継いで


行動しているのも事実だった。






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ゴールデンウイーク・・・・


なにしようかなぁ・・・ 音譜












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  1. 2012/04/28(土) 13:12:30|
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ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪ 五十話

ピアス×2 第五十話



それはカエデが先ほどから気にしていた


 " 麗 羅 " 本人だったのである。


このタイミングの為にカエデは仮病を装い


早退までして待っていたのだ。


彼女は優しく迎えに来てくれた浩一を気にしながらも、


この機を逃すわけにはいかなかった。


裏口から出た麗羅はそのまま無表情で歩き始めた。


カエデは静かにその後ろから近寄りそして・・・声をかけた。


「麗羅・・・・さん・・・・・・・」


夜十二時をまわった夜道で声をかけられた為、


麗羅は少し身構えるように声のするほうへ目を向けた。


「すいません・・・・こんな場所でいきなり声をかけちゃって・・・・」


麗羅は声の主が女性一人でまわりにも人影のない事を確認し、


少し落ち着いて返事をした。


「はい?あら?あなた今日はじめてうちに来た?」


「ええ・・・・黒石忍です。その節はお世話になりました」




(私は今日あなたの世話など何もしていない)


麗羅はそんな思いを頭に浮かべながら淡々と聞き返してきた。


「でもあなたまだこの時間だと仕事中じゃあないの?どうしてここに?」



「じつは・・・麗羅さんに話があって・・・・・


   それで早退させてもらったんですよ・・・・」


「はなし?私にあなたが?・・・・・」


今日初めて会った女性に


いきなり仕事帰りの夜道で話しがあると言われると、


誰でも不審に思い警戒するだろう・・・・・


しかし次に続けたカエデの言葉は、麗羅をさらに混乱させてしまう。


「はい・・・・麗羅さん・・・・ いえ・・・・・智美さん、あなたにお話があるんです」






東京に家族などいない





故郷にいる友人とはもう随分連絡などとっていない為、


自分の本名を知るものなど皆無のはず・・・


それを今日初めて会うこの女は知っていた。


「あら?ともみって?誰の事かしら?」


しかし彼女はあえてその動揺を悟られまいと、


平静を装って聞き返してきた。


「あなたの事ですよ・・・・田中智美さん、確か今はもう二十七歳?かな?」


カエデは間髪をいれずに言葉を続けた。


「このセラフィムへ勤務する事になれば、


まずすぐに麗羅を訪ねろといわれたんです」


「勤務する事になれば?私を訪ねろ?誰に言われたの?


この店を紹介してくれた人かしら?」


麗羅は自分の本名を知るこの女のペースに巻き込まれまいと、


冷静に聞き返す。


「違います・・・紹介者はなしで私は面接で入りました」


「え?めんせつ?」


「ええ、昨日西園寺ビルに午後四時に行ってきたんですよ」


「何をバカなこと言ってるの?


そんなのってありえないわ?あなた何が目的?


私を動揺させるようなことばかり言って何が言いたいの?」




麗羅は次第にイラつきはじめる・・・・




「東都大学二回生の偽造学生証を手にして、


もちろんアポなど取らずにぶっつけ本番で・・・」


カエデはそんな麗羅の問いかけなどまったく無視して自分の言葉を続ける。


「もちろん偽造証明は山吹さんに頼みましたよ・・・・」


カエデの言葉に麗羅の顔から次第に血の気が引いていく・・・・


そして目は大きく見開いて自分の前に現れた


この信じられない言葉を発する女を見ていた。








「白石楓・・・・・ご存知ですよねぇ?」







そしてカエデはついに自らの名前を口にした・・・・




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何やかや思いながら



ほんまにダラダラよく続くなぁって思いますよ。



一話の長さなどまちまちだけど



知らないうちに五十話かぁ・・・



下手の横好き


とはよく言ったものですね~音譜







ワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイ


なんだかそんなちょっとした事が嬉しい~ 音譜











  1. 2012/04/27(金) 15:25:17|
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ピアス×2 第四十九話



ピアス×2 第四十九話




カエデは自分の立場を把握できていない。


偽造身分証を使って口八丁で採用されたこの女に


探りを入れるのは店側にすれば当然だった。


カエデが実感したようにセラフィムは変わった。


当然売り上げも以前とは比べ物にならないくらい


跳ね上がったのも事実だった。




しかし・・・・・





戦後まもなくダンスホールとして


銀座の一等地にオープンした「セラフィム」は、


高度成長期の波にも乗り首都東京で


一流クラブの地位を確固たるものにした。



この店の顔になる事は一流の証とされ、


ここのVIPになる事は


「超一流への登龍門」 とまで囁かれたものだった。



だがそれほどのブランド力を手にした店側でも


その内部で一流の店セラフィムを


我が物にせんとする派閥抗争は激しく、


その利権と地位を手に入れるために


多くの争いも避ける事が出来なかった。


そしていつの時代でも経営者側に対する


不穏分子をあぶりだす為に、レオナのような役割を担う者を


配備するようになっていたのだった。




そんな事にも気が付かないカエデは、一人店を出た。



時刻は十二時前



あと数分で店は閉店時刻を迎える。


カエデは自分の腕時計を確認して


裏出口が見える場所へと移動した。


ホステスたちが帰路につくために使用する出口。


それを知っている彼女は路地裏に身を隠しながら


そのドアを見据えた。



すると・・・・・



「きゃ?」


いきなりカエデの頬に冷たい何かが触れた。


「な?なに?」


驚いて振り返るとそこには、


缶コ-ヒーを手にした浩一が立っていたのだ。


「よぉ?・・・・なにしてんだよ?」


身を隠しながら出入り口を見張る彼女に浩一はそう聞いてきた。


「えーー?なにしてるって?


あんたこそ何してんのよ?こんな時間にこんな所で?」


突然の予期せぬ出現者にカエデは驚きを隠せない。


「なにって、そんなの決まってんだろ?


カエデさんのお・む・か・え!」


「はぁーーー???」


「だって今日はうちに泊まるって家には嘘ついてんだろ?


じゃあ仕事が終わったら行く所はうちしかないじゃん?


だからすぐに来れる様に迎えに来てあげたんだよ」


浩一はカエデと眼を合わせずに恥ずかしそうにそう言い放った。


「はぁ~~・・・・・ あんたって子は~・・・・・ 」


カエデは大きくため息をつきながら、


彼の手を引いて身体を引き寄せた。


「あ?おい?・・・・」


そしてその厚い胸板に自分の顔をうずめて抱きついたのだった。


いきなり抱き疲れた浩一は、その場で両手を横にやり


おろおろとするだけだった。


「あああ・・・・・おい・・・・ちょっとこんなとこで・・・・・」


そんな浩一の言葉など無視して、


カエデは笑顔のままで彼の胸に顔を当てている。



そして・・・・



「ありがとぉ・・・こういちぃ・・・・・


 こんな所でもいいの・・・・しばらくこうしていたいから・・・・・」



カエデは彼の優しさが嬉しかった。


自分よりはるかに年下の男性がこんなにも自分を心配してくれている。


そんな彼の愛情が苦しくなるほど彼女はその身に感じていたのだった。



・・・・・・・・・・・・・・・



しかし・・・



しばらくそのまま顔をうずめていたカエデは


ゆっくりと顔を上げて浩一に言った。


「ありがと・・・・ でもね、この後はあなた一人で帰って・・・・」


「え?」


そんな彼女の言葉に浩一は唖然とする。


するとその時


それまでカエデが見張っていた店の裏口のドアが開いて、


一人の女性が姿を表せた。


「ほんとごめん!事情はまた明日ちゃんと説明するから!ごめんね!」


その女性の姿を確認したカエデは


それだけを彼に言い残してそこを離れた。


「あ!おい!ちょっと!」


カエデが走り去る姿を見て慌てて追おうとするが、


彼女が向かう先にもう一人の女性の姿を確認した浩一は


それを躊躇し再び身を潜めた。



裏口から出てきた女性とは・・・・




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毎日一話更新~ 音譜


いつまで~続けれるの~ 音譜



っていうかぁ~~♪


仕事しなさいよぉ~~ あせる












  1. 2012/04/26(木) 18:17:13|
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ピアス×2 第四十八話



ピアス×2 第四十八話




そしてカエデはそのまま事務室へ向かい、


新谷に吐き気とめまいを訴えて早退を願い出た。




初めての勤務ということもあり、


緊張とストレスからくるものらしいということで


それは簡単に了承されて帰り支度をする。






しかし・・・・・・・・・





厨房に残されたレオナが・・・・・・・・・






ピッ!



携帯を取り出して連絡を始める。




「はい・・・・・やはり所々おかしな発言が見られます。


とくにベテランホステスを呼び捨てにしたり・・・・」






その通話はほんの一分ほどのものだったが



「先ほど仮病を申告して早退を願い出るといって


ここをあとにしました・・・・」






その内容は明らかに今日のカエデを観察してのものだった。




「次は明後日出てくるらしいです・・・はい・・・・・


その時は引き続き報告いたします・・・・」





ピッ!



それだけ言うと携帯を切るレオナ。




そして独り言のように・・・・




「ごめんねぇ~シノブおねえさまぁ・・・


レオナもここで生き残る為に大変なんだよぉ・・・・」




通話を終えたばかりの携帯を片手にして


それを唇付近に当てて微笑みながらそう呟くのだった。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・




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  1. 2012/04/25(水) 15:41:51|
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ピアス×2 第四十七話



ピアス×2 第四十七話




「麗羅は?彼女はどうなの?」


次にその事をレオナに尋ねる。


「え?麗羅さまですかぁ?・・・・


あの人はガン!としてオーナーの言う事を聞かないんですよ」


レオナは腕を組んで難しそうな顔で答えた。


「あれほどの方なのにまったくマイペースで、


淡々と仕事をこなすだけです。


もちろんアフターも受けずに・・・・


だから簡単に若いホステスに追い抜かれちゃって・・・」


「そっかぁ・・・・・・・」


カエデの顔に笑みが浮かぶ


「それじゃあ彼女は今夜も一時までには店を出るんだね?」


「ええ、それは間違いないです。


麗羅様はいつも十二時三十分頃にはお帰りになりますよ」


「わかったわ・・・・で?私たちは?」


「私たちが帰れるのはもちろんそのあとになります。


だから早くて一時ごろ・・・・


遅い日なんかは二時まわりますもん。」


「えーーー?だめだめ!それじゃあ麗羅帰っちゃうじゃん!」


「はい?」


「うぐっ・・・・・・・・」


カエデは黙り込んで発した言葉を言い直すこともしなかった。


そしてしばらく黙り込んだあと、再びレオナにこう言った。


「ねえ・・・・・・・レオナァ・・・・・」


「はい?」


「今日初めて会ってこんな事お願いするのも


迷惑かもしれないんだけど・・・いいかなぁ?」


カエデは顔の前で手を合わせて言う。


「ええ?なんですかぁ?」


「この後もう少ししたら私は気分が悪くなって早退するわ。


だからあなた他の人に何か私の事を聞かれたら


初めての仕事で緊張して気分が悪そうだったと言っといて欲しいのよ」


「ん?えーーーー?早退するんですかぁ?」


「うん・・・ちょっと野暮用思い出しちゃってさぁ」


レオナはカエデに先に帰ると告げられて


不機嫌な表情を浮かべる。


「そのかわり・・・・・また今度・・・・・・ゴニョゴニョ・・・・」


そんなレオナの耳元に口を近付けたカエデは、


なにやら小声で耳打ちをした。


「え?・・・・いやぁん・・・・ほんとうですかぁ?・・・・・・」


するとレオナは少し顔を赤らめて笑顔に戻る。


「うん・・・・ほんとうに・・・・タップリとね♪うふっ♪」


カエデにそう告げられた彼女は、


身体をくねらせるようにしながら恥ずかしがり


それでいて嬉しそうにこう返した。


「いい・・・・・ですよぉ・・・・わかりました。


ちゃんと伝えておきますからぁ・・・」


「わ~~い、サンキュ♪ そんじゃあ私は


もうそろそろ早退を伝えてあがるわね」


カエデはレオナの肩をポンッ!と


叩いてその場をあとにしたのだった。


「あ!シノブおねえさまぁ!」


厨房を出ようとするカエデに、


レオナは声をかけて呼び止めようとする。


「え?なに?」


「今度?つぎは?いつ出勤予定なんですかぁ?」


カエデは少し考えるような顔を見せて答えた。


「ん~~とね・・・・連日はたぶん無理っぽいから、明後日かなぁ・・・・」


「はい!じゃあレオナもそれに合わせますね♪


今日はおつかれさまでしたぁ」


カエデはそういいながら


頭を深く下げて見送るレオナを見ながら厨房をあとにした。


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  1. 2012/04/24(火) 16:01:33|
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ピアス×2 第四十六話



ピアス×2


第四十六話





「さあ!開店5分前だ!


おまえたちは各自持ち場を離れないように!」


「はい!」


カエデはレオナと一緒に、


厨房の片隅でその号令を聞いていた。


こんな場所で何をするんだ?


カエデは動きのとれない状況に


イラつきを見せ始めていた・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・


厨房は所狭しとコックが料理を始めている。


ここセラフィムではお酒だけでなく


一流コックによる料理も最高級であり、


それ目当ての客も少なくないほどだった。


だがもちろんメインは飛び切りの美女を横にして一流の酒を楽しむ。


その料金も高額だが、ここへ来る客は誰もが成功者ばかりで


最高級の料理と酒と女を楽しむ時間を、彼らは金で買いにくるのだ。




・・・・・・・・・・・・・・・



店が開店してかなりの時間が過ぎていた。


しかしカエデは相変わらずレオナたち数人と一緒に


厨房での雑用をこなすだけだった。


忙しい状況で与えられる雑用をこなすだけで精一杯のカエデは、


焦りが出る中次の手が打てないでいた。




どうすればいい・・・・・?




下手にアピールしても来たばかりの自分など


受け入れてもらえないのは目に見えている。


ここはじっくりと・・・・・


だめだ・・・・・


今の自分の身体は高校生のシノブのもの。


深夜に及ぶ連日の勤務だけでも彼に迷惑がかかるし


家の人にもそのたびに言い訳が通用するとも思えない・・・・


ここはやはり時間などかけるわけにはいかない。


頭で考えてみてわかってはいるものの、


その先の行動が思いつかなくて時間だけが過ぎていった。


まわりに目を向けると同じメイド服に身を包んだ研修生たちが、


懸命に仕事をこなしている。


彼女たちは夜に生きる女性として


この場所で成功しようと懸命になっている・・・・


他人との競争に打ち勝ち、ライバルを蹴落としてでも


この店の顔になろうとしている。


そんな彼女たちの姿を見ていたカエデは、


ふと先ほどのレオナとの会話を思い出した。




・・・・・・・・・・


「今は皐月様がナンバーワンに君臨しています」


「え???」


「だからぁ、さつき様ですよぉ」


「へ~~~~そうなんだぁ?あの子が?」


・・・・・・・・・・・




彼女たちも今のトップに君臨する皐月を


目指しているに違いないと・・・・・


決して美人でもスタイルがいいわけでも、


話術に長けているわけでもなかった皐月が、


今このセラフィムのナンバーワンだ・・・・・


するとこの時、先ほどから心に引っかかる何かが


再びカエデの頭に浮かび上がってきた。


「麗羅・・・・」


そして思わず口からその言葉がこぼれたのだった。


「はい?どうしたんですかぁ?お姉様?」


カエデの横で待機しているレオナはその声が聞こえたのか、


彼女に問いかけてきた。


「え?ああ~・・・・なんでもないの。ごめんごめん」


カエデは一旦誤魔化しながらもこう続けた。


「ねえ、レオナ」


「はい?」


「ここはどういう流れで終業するの?」


「え?おわり?・・・・ですか?」


「ええ、ラストは十二時なんでしょ?それからホステスや


研修生は何時ごろに帰るの?」


レオナはすぐにそれに答える。


「ホステスの人はそれぞれお付き合いのあるお客様の誘いで


そのあとも場所を変える場合が多いです。


それ以外の人はほとんど一時までには


お店を出られてお帰りになります。」


「え?・・・この後も場所を変えてって?」


「ん?そうですよ?お客様も一流なので、


その分もかなりの収益になります」


「えーーー!アフターは禁止じゃあないの?」


「はぁー?何を言ってるんですか?この世界では常識ですよ?」


「うっ・・・・あ・・・・いやまあ・・・・そうなんだけど・・・・・」


「でもそれは数年前までは禁止だったらしいですけどね。」


「・・・・・・・・・・・うん・・・・・・」


カエデは口をとがらせて不機嫌そうに返事をする。


「だから古株のホステスさんたちは、


それに馴染めずにお客様の誘いを


受け付けない人も何人かいるのも事実です」


「そりゃーそうでしょう!だいたいここは


そんな方針の店じゃあなかったはずだし!


客は店で楽しんでもらえと・・・・


そのために自分の技量を磨けと・・・・」


言いはじめは声を荒げるほどの勢いがあった言葉が、


次第にトーンが下がる・・・・



カエデはあまりにも変わり果てたセラフィムに


失望さえ感じ始めていた。



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昨夜また深夜の呑み過ぎ あせる


胃が破壊されました・・・・



お酒ってありゃ~~ですなぁ 汗


タバコもありゃ~~~~


猛毒ですなぁ・・・・




でもそれがやめられない止まらない




毒と知ってて毎日たしなんでおります。





だから今日は朝からもう死んでいる・・・・



おまえはもう死んでいる・・・・




アタタタタタタ!!!



はあはあ・・・




あ~~~~



きもちわりぃ あせる

















  1. 2012/04/23(月) 15:29:50|
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ピアス×2 第四十五話



ピアス×2



第四十五話




「しかも採用されたその五人は全てがナンバーワンを経験してて


今でもこのお店ではトップファイブと称されているんですよ」


「ふぅ~~~ん・・・・・そうなんだぁ・・・・・・・」


もちろんカエデは知っている・・・・


五人目の人物は以前の自分


そして四人目はその自分が


ナンバーワンの座を奪い取った元ナンバーワン・・・・・


「ねえ?今のナンバーワンって?誰?」


カエデは自分がいなくなったあとのこの店の勢力図が気になった。


「えー?今のトップ知らないんですかぁ?」


「あはは・・・・ごめん・・・・・私そのへんあまり知らなくって・・・」


「今は皐月様がナンバーワンに君臨しています」


「え???」


「だからぁ、さつき様ですよぉ」


「へ~~~~そうなんだぁ?あの子が?」


「あの子?え?」


「あわわ・・・・・いやいや、違うの。


あの人なんだぁって思っただけでね・・・・」


「なんかヘンなお姉様!」



・・・・・・・・・・



カエデは考えた。


当時私とトップを争うほどの実力者で親友だった麗羅は、


新人の私の世話を新谷から


いいつけられるような立場になっている・・・・


それとは逆に、昔はとりえもなく要領も悪かったあの皐月が・・・・・


それはただ単に麗羅の実力が年齢とともに衰えたのか?


そして皐月が予想外の成長を見せたのか?・・・・・


だが・・・・皐月の成長は考えられなくもないが、


麗羅への扱いはどうしても不可解だった・・・・・


彼女は年齢を重ねるほどその美しさにも磨きがかかり


もう少しで私のトップさえも危ういほどの実力者だったのだ。


それが今や新人の案内の為に呼びつけられるとは・・・・


掃除を進めながら考え込んでいたカエデは


再びレオナに質問をした。


「ねえ・・・それで、さっき他に散っていった研修生達は?


どこに行ったの?」


ゴミの片付けに移っていたレオナは動きながらこちらを見て


「十人ほどはホール全体の準備です」


「そうなんだ・・・・ホールメチャクチャ広いもんね・・・・・で?残りは?」


レオナは片付けをやめてカエデの方へ近付きこう答えた。


「あとの五人はそれぞれ指名されてホステスの付き人になります。」


「え?」


カエデの顔が曇る・・・・・


「そして営業が始まると、ホールに出ることが許されるのも


その五人だけなんですよ」


「えーーー!??じゃあ?じゃあ?私たちは?」





レンのココロ 

カエデは目を見開いて大きく口を開き


自分の胸に手を当てて聞き返した。




「私たち?え?そんなのここにずっといるに決まってますよぉ」


「はぁーーー??ここにいるって?あっちゃ~~~・・・・・」


おでこに手を当ててカエデはその場に座り込んでしまった。


レオナは心配そうにそんなカエデの顔を覗き込んできた。


「どうしたんですかぁ?そんな急に残念がって?」


店にもぐりこめさえすれば、


客の顔をさぐる事が出来ると考えていたカエデは


その思惑がはずれてショックだったのだ。


彼女は覗き込むレオナをチラッと横目に見ながら


「じゃあさ・・・・お店に出れるようになるには、


誰かの付き人にならないと駄目ってことだ・・よね・・・・」


そう質問を続けてきた。


「はい?ああ・・・・そうですよ。


でもそれが一番大事なんだけど一番の難関なんです」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



カエデはまた考える・・・・



「ちなみに私達厨房掃除組はまず、


大ホール準備組に昇格しないと無理です。」


考え事をしていたカエデはそのレオナの言葉に反応する。


「ん?厨房掃除組?ホール準備組?」


「はい、厨房掃除組での仕事が認められると


次にようやく大ホールへ入ることが出来るのです。


そこでは開店前のホステス様たちとも


お話が許されるのでそこでようやく気に入られたりして、


お店に出すことが許されると付き人として指名が来ます」


「ふぅ~~~ん・・・・・」


「つまり私たちの採用試験官が


ホステスのお姉様たちという訳です。


そして気に入られてホールへ出て最後の許可が出れば、


念願の夢にまで見たセラフィムの


ホステスになれるというわけなんですよ。」


「なるほどね~~~~・・・・・


いやまあ凄いといえば凄いわ・・・・でも・・・・」


カエデはようやく今のこの店のシステムがわかってきた。


低賃金で娘たちを店のネームバリューで飼いならし、


使えそうな者だけを厳選してホステスとして雇う・・・・


これほど安全かつ合理的なシステムは他にはないだろう・・・・



だが・・・・・



「新谷かぁ・・・・・・・」


カエデの頭に一人の顔が浮かんだ。


以前のセラフィムはこんなシステムなど存在しなかった。


確かに採用は狭き門だったが、


一度採用されると新人でもいきなり店に出た。


そして失敗を重ねて勉強し、


叱られ褒められながら成長していく


人情味溢れるお店だったのだ。


「わかったわ・・・・ありがとうね、レオナ」


カエデは確信する。


自分が消された後この店ではこれまでにはない事態が起きている。


そしてそれは私が殺された事にも関係している可能性がある・・・・


だが、その事を探るためにはやはりここで


ホステスの地位に再び上りつめなければ


動きが取れない事実に直面している事も痛感するのだった。



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はい皆さんお疲れ様です。



今日はユル~リとだらだら生きました~音譜
















  1. 2012/04/21(土) 18:30:24|
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ピアス×2 第四十四話



ピアス×2



第四十四話





合図とともに分かれる研修生たちだが、


それらは自然に三方向に分散している。


厨房で掃除や手伝いをするもの。


ホールへ出て開店の準備にかかるもの。


そしてもう一グループは・・・・


・・・・・・・・・・・・・・




「へぇ~~~~、すっごぉ~~~い」


カエデはその研修生たちの動きのよさに感心してしまう。


「ちょっとぉ~、シノブおねえさまぁ~~!」


レオナはそんなカエデに声をかけた。


「え?なに?」


「え?じゃあないですよ!お姉さまも私と一緒にこっちへ来てください」


「あ!ちょ!ちょっとぉ~」


レオナはカエデの手を引いてそのまま厨房の掃除組へ向かった。


「新人はまずここからと決まってるんですよ。


だからレオナと一緒です♪」


カエデと一緒にいれるので嬉しいのか、


彼女は笑顔でカエデに布巾を手渡した。


「へぇ~、そうなんだぁ。あなたもまだ新人なんだ」


「はい・・・・新人っていってももう一年ほどになりますけどね」


「うんうん・・・・え?・・・・いちね~~ん!?」


「はい・・・・・・・そうですよ・・・・・」


「ちょっとぉ?いちねんって?もう新人じゃあないじゃん」


「・・・・・でもそれは仕方ないんです・・・・・」


「どういうこと?」


厨房に残って掃除や手伝いをしているのは五~六名の研修生だった。


レオナとカエデはその中でまわりに気が付かれないように


小声で話しながら掃除を行っていた。


「研修生は総勢二十名でした。そこにお姉さまが加わって二十一名です。


新人は実に半年振りなんですよ」


「そ~~なんだぁ・・・半年振りかぁ・・・・・」


それはカエデが現役だった頃もあまり変わらない。


それだけこの店で働く事は狭き門であり、


なかなか叶うものでもないのが現実だった。


「お姉さまはどなたの紹介でこられたのですかぁ?」


「ん?紹介?・・・・ちがうわよ?」


「え?ちがうって?」


「誰の紹介もなくて面接してもらったのよ」


「はい?」


「いや・・・・だからぁ、め・ん・せ・つ・だって」


「いやいや、そんなのってありえないですよぉ」


「ありえないって?だって私は前も・・・・・」


「え?まえ?」


「あ~~~~~ちがうちがう!なんでもないよ」


二人がそこまで話していると・・・・


「おい!そこの二人!喋ってないでこっちをやれ!」


奥の部屋から男の呼ぶ声が聞こえた。


「あ?はぁーい、すぐに行きます!」


レオナはその声に返事をしてカエデに向かって舌をペロッと出して


彼女の手を引き声の方向へ向かう。


呼ばれた先には一人の黒服がいた。


「ん?そっちは新人か?珍しいな」


黒服の若い男は、ホストのようなすらっとした美男子だった。


「ああ・・・はい、シノブといいます。どうぞよろしくお願いします」


カエデはその男に深々と頭を下げて挨拶をする。


「おう!まあ頑張りな。それよりこの部屋を掃除しておくんだ」


その場所は男性黒服店員の控え室である。


「はぁーい、わかりましたぁ~」


レオナは心得た様子でそれに返事を返す。


黒服の男はそれを聞くとすぐに部屋を出て行った。




一方カエデはここでも昔を懐かしんで


「懐かしいなぁ・・・・この部屋はそのままなんだぁ・・・・」


まわりを見渡してそう呟いていた。


レオナはいつものことのように手際よく部屋の掃除にかかりだし、


カエデにもうまく指示を出しながら先ほどの話しに触れた。


「だからぁ?面接って?ありえないですって?」


「だって~、ほんとだもん」


床を拭くモップの手を止めてそれに寄りかかるようにレオナは続けた。


「そりゃーお姉さまが綺麗で素敵なのは認めますよぉ・・・・


でもね、このセラフィムでこの十年間でも面接で採用された女性って


五人ほどしかいないんですよぉ?」




するとカエデはテーブルの上を布巾で拭きながら


「じゃあ私が六人目ってことじゃん」 


と、そう答えた。



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ゆるりゆるりと更新中~ 音譜


(*^.^*)


世の中をなめきった生き方してみたぁ~い


なんて思ってるんですよ~


(#⌒∇⌒#)ゞ






  1. 2012/04/21(土) 11:28:00|
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おはようの土曜日



雨続きの週末といってたんだけど




今日は合間の晴れ 晴れ




でもいつ曇ってきて雨に変わるかわかんないよね。








昨夜はご飯食べたらすぐに寝ちゃいましたあせる





その前日にちょっと呑み過ぎ・・・・ 汗








まあそんなこんなでいつもどおりの




おはようの土曜日です~ 音譜








レンのココロ 

写真は無視~~してください~~ 












さあそれでは今日も一日



ゆる~り ゆる~~~~~りと




ダラダラ生きます クラッカー



ヾ(@^▽^@)ノ












  1. 2012/04/21(土) 08:54:08|
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ピアス×2 第四十三話



ピアス×2


第四十三話



女はカエデの出現に驚いた表情を見せる。


「なに?あんたは?」


カエデはニコニコとしながらも掴んだ女の手首に力をいれた。


グググッ・・・・


「いててて・・・・いたいよ!」


女はその痛みに耐え切れず掴みあげていたレオナを開放し、


カエデの手を払いのけたあと、


「なんだよ!あんた?見かけない顔だね?」


そう言って掴まれた手首をもうひとつの手で押さえながら


カエデを睨みつけた。


「ええ、さっき来た新人の黒石忍です。どうぞよろしく」


カエデは堂々と挨拶をした。


「新人?さっききた?その新顔がなに私の邪魔してんの?」


女はさらに凄みをきかせてカエデを睨みつけて言う。


「やだなぁ~もぉ~、そんなに怒んないでくださいよぉ。


ただ、レオナは私に説明してて遅れたんだから


その事をちゃんとみんなにも


わかってもらわないとって思っただけなんだからぁ」


背の高さでは男とはいえ小柄なカエデよりもさらに相手のほうが大きい。


しかしその物怖じしない堂々としたカエデの態度は、


相手の体格による威圧感さえも感じさせないほどだった。



そして・・・・・



「それにあんた言ってる事がおかしいわよ?」


それまで笑顔を浮かべて話していたカエデの表情や声のトーンも一変し、


目の前の女に意見し始めた。


「はぁ?」


女はその予期せぬ事態に動揺を見せる。


「みんなの和って?それを乱してんのはあんたじゃん?」


「なんだって!?」


「だってそうじゃん。レオナは私の面度を見てて遅れたの。


私に開店までに仕事手順を覚えさせろって


新谷から言われたのは麗羅でしょ?


その麗羅がみんなに私に教えろって連れてきたのよ?


なのに誰も無視して教えないし、


困ってる所を彼女が助けてくれたのよ?」


いつの間にかまわりの研修生たちもみんなが


カエデの話しに引き込まれている。


「私がへまをすればそれこそ麗羅の顔に泥を塗る事になるのよ?


ここってそんな事もわかんないバカばっかりじゃん!」



ザワザワ・・・・・



ヒソヒソ・・・・・・・・




まわりからは今日先ほど現れたばかりのこの新人の態度や、


先輩で地位も上であるホステスの麗羅や、


ボスである新谷を呼び捨てにする言葉にざわめきがおこりはじめる。


そしてさっきまでレオナとカエデに向かっていた大柄の女も


言い返せなくなってしまった。



すると・・・・・・



「おはようございます!」


そこでいきなり挨拶の声が響いた!


それは大ホールの方角からカエデたちのいる厨房へやって来た、


研修生管理係である高科へ向けられたものだった。


「おはようございます!」


その挨拶に続いて他の研修生たちも挨拶を繰り返す。


「ちっ!おぼえておきなよ!」


レオナに文句を言った背の高い女はカエデに


そう吐き捨てるように言って彼女から離れた。


「さぁ・・・・」


カエデはそれを無視してまだ怯え気味のレオナの腕を取って、


高科への挨拶を促した。


「お・・・・はようござい・・・ます・・・・」


「おはようございまぁ~す」


全員が高科への挨拶を終えて、再び静まる部屋。


彼はまわりを見渡して口を開いた。


「今日は君たち研修生に新人が来たようです。


もう間もなく開店準備に入りますが、


当然その新人も動けるように説明しておいてください。


もし出来ていないようだとこちらも厳しくチェックしますのでそのつもりで。


それと揉め事があったりすれば両成敗とみなして、


即クビですから・・・・お忘れなく」


「はい!」


彼女たちの返事は見事なまでに揃っており、


それはまるで軍隊のような厳しさも感じられた。


(すっご~~~い・・・・こんな雰囲気って


    昔のセラフィムにはなかったなぁ・・・・)


カエデはまわりを見渡してそう感じていた。


「それではすぐに開店準備に入ってください!」


「はい!」


高科のその声とともに、一斉に研修生たちは様々に散っていくのだった。




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今日は少し肌寒いですね


日曜は嵐だっていうし・・・・あせる



せめて日曜くらい春らしい



ポカポカ陽気だったらいいのになぁ 










  1. 2012/04/20(金) 18:25:30|
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バトルシップ♪


先日映画見てきたぁ 音譜




映画大好きなレンとしては



映画館で見るのってほんとスキ ラブラブ




え~~~~~~っと あせる




ほれほれ・・・・







なんて~~~のだっけ???




浅野さんがでてるやつ ビックリマーク




(〝⌒∇⌒〝) うひゃひゃひゃ




見てきたのにド忘れしてたぁ・・・・ あせる







そうそう



「バトルシップ」 です





  レンのココロ 




めっちゃ!



おもしろかった!






まあおすすめです~~~




途中レンのお尻は何度も浮いちゃいました。




迫力と映像の綺麗さ


それに展開の面白さが最高でしたね。





また見たいと思います。










  1. 2012/04/19(木) 18:45:48|
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ピアス×2 第四十二話


ピアス×2


第四十二話



「それで?あの男は誰なの?」


カエデはレオナと並んで通路を来たほうと逆に


歩いて戻りながら話していた。


「あいつは高科っていって、


おもに研修生の管理係なんですよ」


「管理係?」


「ええ・・・・奴がいつも目を光らせて


私たちの行いをチェックしているんです」


「ふぅ~ん・・・そんな係りもあるんだ」


「だから奴には逆らえないんですよ・・・


あいつのご機嫌を取っておかないと


極端に言えばあいつの一声で


研修生なんか首に出来ますもん」


「へ~~~~、そうかぁ・・・・


だからさっきもあいつに触られるのがイヤでも


ニコニコして我慢してたんだ」


「うっ・・・・・思い出させないでくださいよぉ・・・


また気持ち悪くなってきたぁ・・・・」


「あっ!ほんとごめんごめん・・・・私がボンヤリあんな所にいるから、


レオナに嫌な思いさせちゃったね」


カエデはそう言うとレオナの頬に手を当てる。


「ふにゃ~~、いいですよぉ~~~


シノブお姉様の為だったらぁ・・・」


カエデに触られるとまるでレオナはマタタビを得た


子猫のようになってしまう。


「あはは~♪ かわいいね~あんた。ほんと男苦手なんだね」


「うん!男なんって大嫌いです!野蛮だし汚いし無神経だし!


近付くだけでもジンマシン出ますよ」


「へ~~、そんなに?あ?


でもそんなんでこの仕事大丈夫なの?」


「え?この仕事ですか?それは問題ないです!」


「でも男苦手なんでしょ?」


「仕事だと割り切るとお芝居してるようで平気なんですよ。


さっき高科に触られてても笑っていられたでしょ?」


「そうなんだぁ~・・・・・おもしろいね」


「うふふふ・・・・・・そうでしょ~」


いつの間にかレオナはカエデの腕に


しがみ付きながら歩いていた。


まるでカップルがデートしているかのように


ピタリと寄り添って・・・・


「さあ・・・・こっちです。この先からホールに入るんですよ」


レオナは先ほどのホールへの入り口とは


反対側の小さなドアを指差していった。


「ああ・・・・・こっちかぁ・・・・・・」


この入り口の存在ももちろんカエデは知っていた。


「さっきシノブお姉さまが呼び止められた入り口は、


ホステスが入場する場所です。


そして私たち研修生が入ってお手伝いするのはこの裏口なんですよ」


確かにそうだった・・・・


カエデも昔、新人の頃はこの通路から入って


手伝っていたのを思いだした。


「さあさあ・・・・まだ間に合うから入りましょ」


レオナはそう言ってドアを開けて中に入る。


カエデもそれに続いて入っていった。


するとそこはホールへと続く厨房になっており、


そこにはすでに他の研修生が集まっていた。


その視線が後れて入ってきた二人に一斉に浴びせられる。



そして・・・・・・・



「レオナ!」



いきなり甲高い声が厨房に響いた。


「ひっ!・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・はい・・・・・」


カエデの隣のレオナは突然呼ばれて身体を硬くした。


「あんたちょっと前に出なさい!」


それはカエデやレオナと同じメイド服を着た研修生からの声だった。


「・・・・・・・・・は・・・・・い・・・・・・」


小さな声で返事したレオナは、


それまでしがみついていたカエデの手を離し


小柄な身体をよりいっそう小さくしながら


いそいそと前に出て行った。


20人ほどいる研修生の集まりの輪の中心で、


一人の女が腕を組んでレオナを呼びつける。


そしてレオナはその女の前まで出て行かされた。


「何してたの?あんた来たの時間ギリギリじゃあない?


もし遅刻でもしたらどう責任取るつもりだったの?」


女は背が高くとても大柄な体型だが、


ヒップやバストも見事なラインを描いており


外国人モデルのような日本人離れした体型の人物だった。


「はい・・・・でもぉ・・・・」


レオナは目をあげる事も出来ずに


下を向きながら小さな声で返そうとする・・・


「え?なに?声が聞こえないわ!」


するとその女はいきなりレオナの


むなぐらを掴んで上に引き上げた。


「あっ・・・・うう・・・・」


背の高い彼女にむなぐらを掴まれて引き上げられて、


レオナはつま先で立つのが精一杯なくらい


懸命に苦しいのを我慢する。


「あんたが遅刻してあんたが減点されるのは


かまわないんだけど、それが他の人の連帯責任なんかにされたら


たまんないのよ!わかる?」


「うううう・・・・あい・・・・・」


目を閉じて苦しさに耐えながら何とか返事をするが・・・・


その目にはうっすらと涙も滲み出していた。


「かわい子ぶってそのくせ男は苦手だぁ?


そんなのはあんたの勝手だけど


まわりの和を乱すようなことは止めてよね!」


女はレオナのむなぐらを掴みあげたその手の力を緩めようとせずに、


きつく叱りつけるように言葉を浴びせた。



だが・・・・



ガシッ!



いつの間にか一番後ろで見ていたカエデの姿が、


誰も気が付かないまにその女とレオナの間に入ってきていた。


そしてレオナを掴む女の手首をガッチリと掴み返した。




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ゆる~りと 更新しときます~ 音譜





  1. 2012/04/19(木) 16:47:03|
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ピアス×2 第四十一話


ピアス×2


第四十一話




控え室支度部屋から出たカエデは、


通路を通って大ホールへ向かった。


銀座の一等地に建つ巨大ビルの最上階フロア全てが


このセラフィムの全容だ。


店の大ホールを中心に、


その控え室及び事務室も全てこのフロアにある。


カエデは高揚する気持ちを抑えられなかった。


自分はこの舞台で一気にトップへとのぼりつめた。


ナンバーワンに君臨していた時は、


一番最後にホールへ入り誰もが


自分の入場を迎え入れてくれた。


そのきらびやかな大ホールへと続くこの通路も


何度も通った道だった。


その事を思い出しながら、再びここへ来られたことで


つい今の自分の立場も忘れてしまうほどだったのだ。


「おい!おまえ!なにしてる!」


大ホールまであと少しというところで、


カエデは不意に呼び止められた。



「え?」



カエデはいきなり後ろから


肩をつかまれて引き寄せられる。


驚いて振り返ると、


そこには黒服に身を固めた見知らぬ男がいた。


「あ?え?・・・・・ああ・・・・・・ごめんなさい・・・・・」


以前の自分と今の自分の立場が混乱していた為、


カエデはすぐに返事が出来ないでいた。


「おまえがこんな時間にうろついていい場所じゃあないだろ?


いつから研修しているんだ?」


研修生は全てメイド服


その姿を見れば、彼女もそれであるのは一目瞭然だった。


「あ・・・ああ・・・すいません、


何せ今日が初めてだからわからなくて・・・・」


カエデはすぐに頭を切り替えて、その男に深く一礼をした。


「ん?はじめて?今日がか?」


男は見慣れない彼女をジロジロと舐めるように見る。


「はい、先ほど準備ができて


こちらへ出てきたところなので・・・・」


そう話しているカエデの後ろから、


慌ててレオナが駆け寄ってきた。


「はあはあ・・・・高科さぁ~ん、すいませ~~ん。


この人ほんとさっき来たばかりで


まだ何もわかんなくて~~、


今から説明しようと思ってたところなんですぅ」


「あ?おう・・・レオナかぁ。そうか?


それならすぐに簡単に教えるんだぞ」


「は~い、わかりましたぁ」


高科と呼ばれているその男は、


レオナの頬に手を当ててベタベタと触りながら


それだけ言うとその場を離れていった。


そして彼を満面の笑みで見送っていたレオナは、


その姿が見えなくなるのと同時に


「うっげー!ああーー!きもちわっるぅ~~~い!」


いきなり舌を出して顔をしかめて


撫でられていた頬に手を当ててさすり払う仕草をする。


「ごめん!ほんとごめんね!」


そんなレオナを見てカエデはとにかく謝った。


「え?ああ~~いいんですよ。


そんな事よりシノブお姉様ったらいきなり部屋から


出て行っちゃうんですもん・・・・レオナ慌てちゃいましたよぉ」


「え?ああ・・・・ほんとごめんね。なんだか懐かしくって・・・・」


「はい?なつかしい???」


「ああうう!ちがうの!昔いたお店に


ここも似てたものだからついね・・・・」


「へ~~~そうなんですかぁ」


「うん・・・・あ?それよりその・・・なに?シノブおねえさま?」


「え?あ・・・・ごめんなさい・・・・だめ?・・・・


ですかぁ?・・・・・そう呼ばせていただいたら・・・・」


レオナはかわいい小柄な身体を少しよじりながら、


上目使いでそう言ってきた。


その仕草がなんともいえないほどキュートでかわいい


「ふぅ~~~ん♪ レオナってそうなんだぁ」


「え?・・・そう?」


「ううん、なんでもないよ」


「なんですかぁ?」


「いいよ!」


「え?はい?」


「だから!シノブお姉様って呼んでもいいって言ってんの」


レオナの顔が急に明るくなる。


「わぁ~い、ありがとうございますぅ」


カエデはそう言いながら抱きついてくるレオナの頭を撫でながら、


空を見つめて考えていた。



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おはようございます~♪


今日もいいお天気なので頑張りましょ~



(*⌒∇⌒*)

・・・・・・・ っていっても仕事ヒマだからなぁ・・・・あせる







  1. 2012/04/18(水) 09:53:41|
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あめ~~


さっきから雨だぁ~~~~ あせる



なんだかこんなお天気ばかりだよね。





頑張ろうにもお仕事ヒマヒマだし・・・・ 汗





ヒマだとすることないので


「ピアス×2」 ばかり書いてしまう・・・・







あ~~ん あせる


(。>0<。)





ヒマだとお金がなぁ~~~~い 汗






   レンのココロ 




なんか副業見つけないとダメだぁ・・・・ あせる





って・・・・いうか・・・・・・



(●´ω`●)ゞ



そんならこんな更新してる場合じゃあないね・・・・


あはは・・・













  1. 2012/04/17(火) 15:59:47|
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おはようございます~


今朝もいい天気ですね。




なんだか昼間は結構暖かくて



上着もいらないようで・・・・




寒いのが苦手で暖かいのが好きなレンにとっては



やっぱり嬉しいわけです 音譜





毎朝散歩に行く広場に



子供のジャンバーが忘れてありました。




きっと遊んでて暑くなって脱いで・・・・






家に帰ってもまだ忘れた事に


      気が付いていないんでしょうね




きっとお母さんもまだ気が付いていないんだぁ あせる










それにしてもようやく春が来ましたね ラブラブ










    レンのココロ 



ヾ(@^(∞)^@)ノ


ムッチムッチのブクブク太ももは無視してください









いいことありますように



がんばります 音譜








  1. 2012/04/17(火) 08:42:04|
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股間のじゃまなもの!


さっきから雨だ・・・ 雨




なんだかすっきりしないお天気ですね。




今日車で走っていると



中央環状線の路肩(センター部分)に



食べ残したお弁当が捨ててありました。





どうしてあんなのを道路に捨てれるんだろ?



空き缶やゴミなどもたくさん見かけますよね。





平気で窓からポイ捨てできる神経が信じらんない パンチ!






゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




話は変わりますけど



最近特に気になる ビックリマーク






なにがって?




それは・・・・・・





股間にあるものです!!






ゴミの事を偉そうに言ってて




いきなり話し変わりすぎですけど!





歩いててもブラブラ




すわってると ゴソゴソ・・・・





股間を閉じて足を動かすと




タマタマがぐにゅぐにゅ!








レンのココロ 
写真は無視してくださいね 音譜











ほんとじゃまドンッ






とっちゃいたい!







いらない!





なくなればいいのに!






ほんと男の身体


    なんかいらない!




はあはあ・・・・








あ~~~叫んだらすっきりした!





健康が第一なのはわかってるんですけどね・・・



贅沢なのもわかってるんですけどね・・・・






でもやっぱりイヤなものはイヤなんですね。




このゴツゴツした筋肉がいや。



髭もいや!



自分の男の部分が全部いや!




生まれ変わりた~~~~~い






こんなこといってるときっとバチが当たるかも~~




んでもそのバチを乗り越えて



女性としてやり直したい




女の子になりた~~~い!






レンがもっと若くて



周りに迷惑かけることがなければ



もう即!



性転換したいです・・・・・






綺麗じゃなくても仕方ない





それでもなんでも



レンは女のはずだもん。




あ~~~~~~~~~





やっぱり言いたいことはっきりと言えばスッキリする!




銀行でATMを並んで待っていると



前の人から男女を見ます。









そして


レン




・・・・・・・・・・・





なんでやねん!メラメラ



それだけ女続いてるんやから



レンのとこも女やったらええのに!








なぁ~~~んてね。



(≧▽≦)


あはは・・・・





相変わらずバカなレンでした。














  1. 2012/04/16(月) 18:30:01|
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うえをむいて~♪


おはよ~ん 音譜




といってももうお昼なのですけどね あせる







最近辛い事が多いので



歩いていても下を向いてしまいます 汗








でも、下を向いて歩いてても




よけいに元気なくなる・・・・





だからやっぱり歩く時は上を向くよう心がけてます。




レンのココロ 


いつもの如く・・・


気持ち悪くなる方は写真は見ないでくださいね・・・・・










それでは今週も頑張りましょ~ 音譜











  1. 2012/04/16(月) 11:49:15|
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ピアス×2 第四十話



ピアス×2


第四十話




カエデはセラフィムの正面入り口前に立っていた。


無念の死を遂げてから、今再びこの場所へ帰ってきたのである。


自分を自殺にみせかけて殺したあの男は、


再びお店に姿をあらわすのだろうか?


そしてその真実を暴く事など可能なのか?


そんな様々な不安の中、彼女は自分を励ますように


気持ちを奮い立たせようと正面入り口のドアを見つめていた。



だが・・・・



カエデはそのドアを開こうとはせずに、その場から離れていく。


そして正面裏側の小さな目立たない従業員専用ドアを開いた。


(明日6時に店に来い) 


昨日の新谷の言葉がカエデの頭に蘇る。


「何が6時に店に来いよ? 


それだけ言われたら普通正面から入っちゃうって!


なめるなよぉ~~ しんたにぃ~~~」


そんな独り言を呟きながら、中に入るカエデだった。


ドアを開けて中に入ったカエデの前は長い通路になっており、


その左右にいくつものドアがあった。


彼女はそのままその通路を真っ直ぐに進み、


一番奥の事務室へ向かう。


そこまでの途中にあるほかの部屋は、


ホステスたちの更衣室兼控え室になっている。


売れっ子のホステスには豪華な個室だが、


その他各レベルに合わせて控え室も様々だった。


(懐かしいなぁ・・・・この部屋長くいたんだもんなぁ・・・・・)


カエデは自分がナンバーワンだった頃に使わせてもらっていた


個室のドアの前で立ち止まり、しばらく感慨に耽っていた。


(ああ~~だめだめ・・・今日はこんなことやりにきたんじゃあない)


少しして彼女はまたも自分にそう言い聞かせて先へ進んでいく。


そしてようやく事務室の前に着き、ゆっくりとそのドアをノックした。


コンコン!


「どうぞ!」


中からそれに返事をする声が聞こえてきた。


(わあ~~・・・・・チーフだぁ・・・・・・・久しぶりだからなんだかドキドキする!)


シノブ達にも話をしていた、昔お世話になったチーフマネージャーの声が


事務室の中から聞こえてきたため、彼女は笑顔でドアを開いた。


ガチャリ!


「失礼します!」


そしてすぐに大きく一礼をするカエデ。


「ん?ああ・・・・君は?・・・・・」


中にいた人物は机の前で椅子に腰をかけてカエデに目を向ける。


頭を大きく下げていた彼女はゆっくりと顔をあげて前を見た。


「やあ・・・・昨日の・・・・黒石さんだったかぁ?」


(ん?きのうの?)


顔を上げる途中で聞こえる聞き覚えのある男のセリフ・・・・


カエデはその男の顔を見て驚いた。


「あーーー!」


そして思わずそう声を出して指をさしかけてしまったのだ・・・・


「あ~~はぁはははは・・・・・・・・・」


上下関係の礼儀に厳しいこの店では


上司に指を指すなどとはもってのほかである。


カエデはおもわず出した声を笑いに変え、


あげた指はそのまま自分の後頭部へ回して


なんともみっともない誤魔化し方をした。


(どうして?どうしてこいつがここにいんのよ?この席はチーフの席で


 以前私がいた時はこいつのお兄さんだったはずなのに・・・・・)


カエデの前には昨日面接で出くわした新谷の姿があり、


以前お世話になったのは、今目の前にいる新谷の兄だったのだ。


「なに言ってるの?黒石忍さん・・・・だったね?」


うろたえるカエデの事など気にせずに、


新谷は彼女を見つめながら聞いてきた。


「はい・・・・今日からお世話になります。宜しくお願い致します」


新谷の視線を痛く感じながらカエデは淡々と答えた。


「んで?裏から入れることも、


昨日言ってた面接の事を教えてくれた人に聞いたの?」


新谷は自分の仕掛けた言葉の罠を


軽々とクリアするこの女が気になりだした。


「いえ・・・ 正面はお客様の出入りされる場所です。


我々ホステスが仕事時以外で行き来する所ではありません。


だから必ず専用入り口はあると心得ていましただけですわ」


カエデは新谷に大きく微笑みながら余裕を見せてそう説明したのだが、


開店前に正面入り口はまだ硬く閉ざされており、


初めて訪れたホステス志願者はまず


そこでどう行動するのか問われることも


当然の事ながらカエデにはわかっていた事だった。


「ふぅ~~ん?そう?・・・・・まあいいや・・・・・」


新谷はそんな余裕を見せる彼女の言葉に関心を示さずに話を続けた。


「僕はチーフマネージャーの新谷です。


よろしくと言っても昨日会ってますからねぇ。」


「はい、こちらこそよろしくお願いします」


カエデは今はっきりと本人の口から聞いた・・・・・


現在のチーフはこの男になっている。


じゃあこいつの実の兄である前のチーフは?


カエデの頭が混乱する・・・


ピッ!


新谷は机の上のインターフォンのボタンを押した。


「はい?お呼びでしょうか?」


するとすぐに呼ばれた先から返事が帰ってきた。


「ああ・・・麗羅はいるか?」


「・・・・・・・はい、先ほど戻られてここにいます」


「それじゃあすぐに事務室まで来て


新人を連れて行ってもらえるよう伝えてくれ」


「はい、かしこまりました」


彼はインターフォン越しの会話を終え、再びカエデに目を向ける。


「今日からしばらく君には研修をしてもらう。


その期間中に問題を起こさずに


その実力をまわりが認めれば正式にセラフィムのホステスとして


採用させてもらうよ。いいね?」


「はい、どのようにされてもかまいません。お任せします」


「うん・・・・研修中の給料は時給で支給します。


現在ここには20人ほどの研修生がいますが


それら全て時給500円で働いてもらっています。」


「はい・・・どの・・・・??え?え?時給??しかも?えーーー?」


「ん?なにか?」


「あ?いえ・・・・ その・・・・時給制度も珍しかったんですけど、


それ以上にその金額が・・・・」


「うちで働く事はそれだけで彼女たちの勲章になります。


たとえそれが研修中でも同じことです。


だからほんとはこちらがお金を頂きたいくらいなんですよ」



新谷は冷たく言葉を続けた。



「それにこれから着替えていただく研修中にのみ着る


衣装代やメイクなど自分を飾り付ける道具は


ここの物を自由に使ってもらってもかまいません。」


これは以前カエデがここに勤務している時と変わっていなかった。


自分が前にいた時から、ここのホステスならば


店の物を自由に使うことが出来たのだった。


「でも研修生はその使用料として


時給から300円引かせてもらいます。だから時間500円なんですよ」


「はぁ・・・・・・わかりました・・・・・・・」


「研修生たちはみんなが自分を磨いて採用されようと必死なんです。


正式にホステスとして雇用されるとその時給が


一気に10倍や100倍にもなるんですからね。」


「いや?ちょ?正式になると時給がって?


ホステスになってもまだ時給制なんですか?」


「もちろんです。ホステスはそれぞれ指名頻度でランク分けを行います。


そのランクが高い方が高額自給となり、


その他出来高システムでさらに高収入になります」



なんだというんだ?



自分が消されてここ数年で、これほどの変わり様を見せるとは


カエデにとっても予想外だった。


コンコン!


「どうぞ」


ガチャリ!


ドアをノックして先ほど呼ばれた麗羅が部屋に入ってきた。


「すまないレイラ、この人は新人なので研修に回してください。


店内の説明や衣装その他全てを開店までに説明頼みます」


「はい、わかりました」


無表情で答えたレイラはゆっくりと下げていた顔を上げて


カエデのほうに目を向けた。


するとカエデは・・・・


プルプルと少し震えながらうっすらと目に


涙まで浮かべていたのだった。


「な?どうしたの?」


驚いたレイラは心配そうに聞いてくる。


「あ?いえいえ・・・・なんでもないんですよ・・・・


いよいよこれからかぁって思うと少し緊張しただけです」


カエデはすぐにまた笑顔に戻って誤魔化した。


(やばいやばい・・・・でも・・・・・ともみぃ~~~!


ひさしぶりだぁ~~~!)


カエデは今横に呼ばれた以前の同僚である彼女を見ながら


心の中では本名を呟いて再会を懐かしがっていた。


「じゃあこちらへどうぞ」


「はい・・ありがとうございます」


カエデはレイラに言われるまま事務室のドアに向かっていき、


外に出る前にもう一度新谷に深くお辞儀をして外へ出た。


(しっかし!なんかヤダ!何で私が新谷みたいな小僧に


こんなへりくだった態度にならないと駄目なんだぁ?)


昔散々面倒を見てやった年下の男が、


今は自分より年上でしかも・・・・ボスだ・・・・・・・


カエデはそんな事を考えながらレイラの後ろを無言でついて歩いた。


「さあここよ・・・・入って」


コンコン


ガチャリ


「あ!おはようございます!」


「おはようございます!」


「おはようございます!」


中にいた女の子たちがレイラの姿を見て一斉に挨拶を始める。


「はい、おはよう。」


それに返事を帰した彼女はカエデの背中を押してこう続けた。


「新人です。皆さんと同じ研修生なので仲良くしてあげてください。


開店まであと1時間しかないので、


それまでにこの人にもちゃんと準備が出来るよう


皆さんで教えてあげてください」


「はぁーい」


多くいる女性たちだが、返事は一つにそろっていた。


ガチャリ


それだけ言うとレイラはカエデには言葉をかけず、


黙って部屋から出て行った。


「よろしくお願いしますね。黒石忍といいます」


部屋に残されたカエデは大きな声で


前にいるほかの研修生たちに挨拶をした。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


しかしその挨拶に返事を返すものは誰もいなかった。


だが彼女はそんな事より・・・・


今自分の目の前にいる彼女たちの衣装が気になったのだった。


全部で20人はいるだろう・・・・


その全ての女性が、メイド服を身に着けていた。


(わっちゃ~・・・・・マジかぁ・・・・・)


当然自分も今からそれに着替えるわけで、


白と黒のその衣装はあまりにも自分の思惑からかけ離れたものだった。


(ったく!メイド喫茶じゃあないんだからぁ!


・・・・きっと新谷の好みなんだ・・・・


あいつがセラフィムをこんなダメダメにしちゃってんだよぉ・・・・)


カエデは不満に思いながらもとりあえずは自分も


開店の準備にかからなくてはと着替えにかかろうとする・・・



が・・・・・・・



「あのぉ・・・・どこのどれを着れば?それからどこでメイクとかぁ?・・・・」


挨拶にも返事を帰さない彼女たちがカエデにかまう筈もなかった。


ザワザワ!


ガサガサ!


「きゃっきゃ!いやぁ~ん!えー?そうなの?」


「やだぁ!こんなんでいいかなぁ??」


それぞれが懸命に仲のいい者同士で集まって準備をしている。


「おいおい・・・・まじかよぉ・・・・これってイジメなわけ?」


完全に無視をされるカエデはもちろんそんな対応に黙っていなかった。



ドン!




彼女はすぐさま目の前の机を強く大きく叩いてこうさけんだ!


「あんたらね!人が挨拶や質問してるのに目も向けないって


どういう育ち方してきたんだよ?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


シーンと部屋が一斉に静まり返る。


しかし次の瞬間それは何もなかったかのように


また先ほどと同じ状態に戻るだけだった。


「おいおい・・・・こいつらなんなのよ?」


まわりの反応に呆れるカエデだったが、


そんな彼女の肩に後ろから手をかけて


呼び止める声が聞こえた。


「黒石さん・・・・」


「ん?はい?」






カエデはすぐに振り返ると、そこには小柄で


すでにメイド服に着替えた女性が立っていた。



  レンのココロ 


「ごめんなさいね、返事も出来なくて。」




「え?ああ・・・・・いいっすよぉ・・・・・」


「私は山上玲於奈って言います。レオナって呼んでくださいね♪」


「あ・・・・ええ・・・・・こちらこそよろしくお願いしますね」


カエデはカワイコぶる目の前の女性に返事を返した。


「着替えならこの中のものを好きに選んでください。


サイズ以外はみんなほとんど同じものを着るんですよ。


だから目立とうと思ったらメイクや言葉使いや身振り素振りで


気を引かないとなかなか研修から抜けれません。


というよりその大半がそのままやめていくんです」


「え?そうなんだぁ?」


カエデはレオナに言われたまま、


衣装のサイズを確かめて着替え始めた。


「ええ・・・・だからここにいるみんなは


もう自分の事しか頭にないんですよぉ・・・・


まわりに構っている場合じゃあない事もわかってるんですよね」


「そりゃーまあわかんないこともないけどさぁ!


でもアレはいかんでしょ?」


カエデは話をしながら着替え始めた。


目の前に女性がいても男性の身体とはばれないほど


カエデの下着姿は美しく見事だった。


「メイクはそこら辺のあいているところを使ってね。あとそれとぉ・・・・


あれ?これって?」


レオナはそこまで言うとカエデの髪の毛に注目して言葉をとめた。


「え?ん?なに?」


「これってウイッグ?ですよね?」


「ん?そうだよぉ?これはウイッグだよ?だめ?」


「ううん?違うの・・・・ウイッグを付ける人も


たくさんいるからいいんだけど・・・・」


「・・・・・けど?・・・・・なに?」


「言いにくいんだけど・・・・そんな安物だと・・・・・」


資金の少ない中で買い揃えたウイッグだった為、


目のこえた人に見せるとその優劣は明らかだったのだ。


「あ~ははは♪ あんたはっきり物言うね~♪ 


気に入ったわ、忠告ありがとうね」


「そんなぁ・・・・ありがとうだなんて・・・・


でももし黒石さんがよければこっちにあるウイッグから


好きなのを選んで仕事の時だけでも変えてみたらどうですかぁ?」


「え?ウイッグまであるの?」


「ええ・・・・ここは女性が変化するものなら


なんでもほとんどありますよぉ」


「わぁ~~ほんとだぁ~・・・しかも高級ウイッグだから


スッゴク髪の毛サラサラじゃん♪」


カエデはこのかわいい小柄なメイドが話しかけてくれてから、


機嫌を直していた。


「レオナちゃんほんっとにありがとうね♪ 


一時はどうなるかと思ったわ♪」


「ううん?よかったわ。じゃあ私も自分の準備があるからこれで」


「うん!サンキュ!」


カエデはレオナにウインクを送り礼を言った。


自分の準備があるからとその場を離れたレオナは、


何故か顔を紅潮させていた。


ドキドキする・・・・


(やだ・・・・・だめだめ・・・・・黒石・・・・


しのぶ・・・・おねえさま・・・・って・・・・・


メチャメチャ格好よすぎだよぉ・・・・・・・・・・・


レオナもうたまらなくなっちゃうよぉ・・・・・)


椅子に腰をかけて鏡の前でメイクをしながら、


レオナは両方の膝をあわせている。


(早く準備をしてまたシノブお姉さまのところに行こう)


ほんの少し話しただけで、


カエデはその魅力で早くも味方を一人確保したのだった。


自分の用意が出来たレオナは


いそいそとカエデの元に戻ってきて声をかけた。


「黒石さん・・・・どうですかぁ?準備できました?」


レオナに背を向けて鏡に向かい座っていた彼女は


その声に答えると同時にスッと椅子から立ち上がって振り返り


レオナのほうを向いた。


「わぁ・・・・・」


ウイッグも変えてメイクも見事に決めたカエデのその姿は、


とても素晴らしいもので上品な中にメイドのかわいさも交えていた。


「すっごぉ~~い♪ 黒石さんてメチャクチャ綺麗なんですね♪」


レオナはカエデの手を握って小柄な身体をピョンピョンと跳ねながら


身体を密着させてくる。


「あはははは~~♪ ありがとね、レオナァ・・・・ あなたのおかげよぉ」



チュ♪



カエデはそんなかわいいレオナの頬に軽くキスをしたのだった。


「あ!・・・・・・・」


するとレオナはその場で固まってしまい


キスをされた頬に手を当てている。


「えへへ~~、じゃあもうすぐ仕事だから頑張ろうね~」


カエデはそんな固まるレオナをそこに残して


自分だけ部屋から外へ出て行くのだった。




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土曜日の午後なので



少し長い目にアップしました。



最後まで読んでくれて有難う御座います。





















  1. 2012/04/14(土) 11:25:05|
  2. ピアス×2
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うえっ・・・



連日呑んで酔っ払い星人に変化して




日々地球のアルコール消費に貢献している




レンです あせる







いっつもかっつもほんとうに



ヨッタァ~~~~ 音譜



ただいまぁ~~~って繰り返しなんだ・・・・








今朝は一昨日よりはましですわ




朝までお酒が残ってない ビックリマーク







  レンのココロ 


恒例の無視して下さい写真です あせる








今朝は雨の朝でした。




でも週末の土曜日という事もあって




気分は軽やか?・・・・





なのですけれど、



仕事はいつもどおりヒマヒマなもんで



やっぱり駄目ですね 汗







仕事が暇だとお金がない!







資産100億くらいの男性とお友達になりたい・・・・




(〃∇〃)




あはは・・・





バカなこと言ってないで仕事しま~~す。












  1. 2012/04/14(土) 09:04:01|
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イエ~~~イ ♪


ただいま~~~~ 音譜




今日はまだ早めのお帰りな・・・レンです~~ ラブラブ





レンのココロ 






昨夜とおんなじような画像ですけど・・・







はい・・・・



またヨッパーですよぉ~~~ん 音譜









それはおいといて~



今日はまた少し寒くなりましたね。



だから寒い時の必需品として



パンストはいちゃいました。




    レンのココロ 


いつも同じような写真でスイマセン あせる


でもこれは今日写したパンスト脚です~ 音譜







やっぱパンストって暖かくてスキです ラブラブ






んで~~~


やっぱり普通にこんなのを着れる女の子って


羨ましいですよ~~~~ あせる










隠れて人に知れずはかないといけない身としましては



羨ましいかぎりですね。







妖怪人間じゃあないけど






「早く女の子になりたぁ~~~い」



(。>0<。)/ ビックリマーク






ですね・・・・








明日も呑みにいかないといけないので今日は早く寝ますわ~~音譜





レンのココロ 




おやすみなぁ~~~~い ドキドキ



(@ ̄ρ ̄@)zzzz







  1. 2012/04/13(金) 22:56:24|
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あうあうあう~ ( ´△`)


あう?


ああうううう???



はっ! 



(⌒▽⌒;) ビックリマーク 



ごめんなさい~~~~ あせる





昨夜のダメージの中にまだ彷徨っていました~~








お昼をまわって何とか回復してきたレン 音譜





レンのココロ 


写真は例によって無視してください あせる







しかしほんと・・・



お酒を呑むと気持ちが大きくなるから



普段でもあんな感じな人が


(お酒を呑んだ時のような度胸のある人)


大人物になるのかもね~・・・





ただのバカにもなる可能性あるけどね~~



● ̄  ̄●)ボォ----




あああ・・・・・




それにしても今日は花粉もきついけど



とにかく眠い・・・・



(@ ̄◇ ̄@)。。。oO○







  1. 2012/04/13(金) 13:23:21|
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お・・は・・・よ・・・・う・・・ううう・・・



いやぁ~~~~ん あせる




昨夜はまた酔っ払ってました?



  レンのココロ 

写真は無視してください・・・・ あせる







いやいや



ました?って聞かれてもね~~??





って言うかまたなんか酔っ払い記事を書いてましたね・・・






さっきまでまだお酒のこってました・・・



アタマもいたくって~~~ 汗





おはずかしい・・・



(●´ω`●)ゞ




恥ずかしい事やらなかったかなぁ・・・・



記憶がなくなることはないんですけど~~~














  1. 2012/04/13(金) 09:21:41|
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ごめん酔っ払ってるしぃ~~

あるう~日~音譜



もりのぉ~~なかぁ~~~ 音譜






すてきなぁ~~ひとぉ~~にぃ~~ 音譜




でぁ~~~あ~~たぁ~~ 音譜








鼻歌まで出てる酔っぱらいのレンです~~~ 音譜





レンのココロ 








マア、こんな日もあるでしょ~~~












  1. 2012/04/13(金) 00:07:16|
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女装で花見~?


いいお天気ですね 音譜



こんな日はヤッパ花見がしたいなぁ 音譜




そんな事を思いながら車で走っていると



ラジオからこんな事言ってました。



「花見でのエピソードを教えてください」





その中の一つに



「前から一度やってみたかったんですけど



女装して花見に行こうと思いました。



それは家族やらでの花見で



私はもちろんウケ狙いのつもりでした。



嫁の下着を身に付けて洋服からメイクまでおこない



最後にカツラをかぶった私は



みんなに遅れて花見会場へ・・・・



行く途中に警察に職務質問で止められやしないかと



ドキドキでしたが何とか会場に到着。



思い切ってみんなの前にその姿を披露したんだけど



こちらのウケ狙いは見事撃沈 ビックリマーク




家族からは口もきいてもらえず



その他からも誰も声をかけてもらえませんでした・・・・




仕方なく私は一人手酌でお酒を・・・・汗




そして時間も経過し



家族は先に帰ってしまったので



私は一人とぼとぼと帰路についたのですが・・・



その帰り道に恐れていた事が・・・



警察に止められて職務質問です・・・・



そこで私は身分を証明するものを持っていなかったため



パトカーに乗せられて署まで連行・・・



最後には嫁が身元引受人として呼ばれる始末です・・・・」






なんともはや・・・



お気の毒というか・・・・



前からやってみたかったって・・・




ウケ狙いって言うのがどうなんでしょうね・・・



たぶんメッチャ中途半端だったのかなぁ?





それにしても後先考えずによくそんな思い切ったこと



できると思うわ・・・・





一人こっそりじゃあなくて



家族が待つ場所にサプライズでって・・・・あせる




そりゃー待ってるほうはびっくりしますって・・・・



(〃∇〃)















  1. 2012/04/12(木) 16:07:23|
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ピアス×2 第三十九話



ピアス×2


第三十九話




二人はようやくシノブの家まで帰ってきた。


先に優子がインターホンを押して母親を呼び出す。


「あら?優子ちゃん?シノブならまだ帰ってないわよ?」


応対に出てきた母親は玄関で優子にそう言ってきた。


「はい、さっき連絡貰ってもうすぐ帰るから


先に家で待ってくれと言われましたもので」


優子は笑顔で母親にそうかえす。


「そう?じゃあ上がって待っててあげてね」


「はい、お邪魔します」


優子はそう言われるまま家の中に入っていった。


そしてしばらくしてからシノブは


静かに玄関のドアを開けて、家の中に入り込む。


廊下の反対側のキッチンで母親と優子の話し声が聞こえている。


なるべく気が付かれない様にゆっくり階段を上がるシノブ。


だが静かに歩いてもその足音が


ミシッ!ミシッ!っと、階段を鳴らした。


「あら?シノブ?帰ってるの?」


母親はそれに気がついてキッチンから廊下へ声をかけて立ち上がり


その方向を覗き込もうとする。


しかしその時優子が突然母親の手を取ってこう言ったのだった。


「ああ・・・・私が見てきますから・・・・」


それからすぐに廊下へ出て階段の方へ目を向けると


そこにはまだ女の姿のシノブが階段を上っている最中だった。


「ああ~~おかえり~~」


少し大きな声で優子はシノブに声をかける。


そしてキッチンにいる母親にも


「シノブ君帰ってきましたよ。


部屋に先に行って着替えてくるから待っててほしいって」


と、そう伝えたのだった。


「サンキュ!」


シノブは優子にだけ聞こえる小さな声で


顔の前に手を合わせてそう言いながら


足早に階段を駆け上がって部屋に入っていった。



・・・・・・・・・・・・・・・・



しばらくするとシノブは二階から降りてきて


二人のいるキッチンに顔を出した。


「待たせてごめん・・・もう部屋に来ていいよ」


そう優子に声をかけるが、母親には


「ご飯はもう食べたからいらない!」


無愛想にそんな一言だけ言い放った。


「もう!あの子ったら!待たせるだけ待たせてあんな言い方・・・・」


母親はシノブのそんな態度に苛立ちを見せるが、


「今くらいの年頃の男の子って母親にはあんなものですよ。


照れくさいのもありますし仕方ありませんよぉ」


優子はそんな母親に笑顔でフォローした。


「そう?ゴメンネ~優子ちゃん。家の人が心配するだろうし


あなたもあまり遅くならないようにね」


「はぁ~い、ありがとうございます。


それじゃあちょっとだけシノブ君の部屋に


お邪魔させていただきます」


優子は母親に頭を下げて二階に上がっていった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


シノブの部屋に入ると彼は


優子が来るのを中で立って待っていた。


そして彼女の姿を見ると両手を顔の前で合わせて


申し訳なさそうに顔をしかめて


「ごめん!ほんと助かった!」


そう言った。


「いいからいいからぁ、これは貸しにしとくわ。


それより明日は?どうするの?」


彼女はシノブの肩にポンッと手を当てて聞いてきた。


「明日かぁ・・・・ セラフィムに六時って言ってたよなぁ・・・・」


高校生のシノブにすれば、夜遅くなるのは


家族にその言い訳が必要だった。


「浩一の家に泊めてもらうことにすれば?」


優子は先ほどまでのシノブと浩一の出来事など


知らないわけだから、


無邪気な顔でシノブにアドバイスする。


「う・・・・やっぱりそうなるかぁ・・・・」


「ん?どうしたの?」


「ううん・・・なんでもない・・・・・それよりさぁ、


もうひとつお願いがあるんだよ」


シノブは優子に真剣な顔で言い始めた。


「え?なに?」


「セラフィムへ行く洋服なんだけど・・・・今日着てたもの以外で


大人っぽいものってほかにもある?」


「ああ~~そういうことかぁ・・・・それならまだまだ持っているから


また明日貸してあげるよ。」


今日と同じ服で行くわけには行かない。


そう考えたシノブからの頼みだった。


「明日学校の帰りにうちへ来て


カエデさんに変わってから行けばいいじゃん」


「ほんっとありがとう!たすかる!」


「でも私の持っている服でいいの?


セラフィムで働けるようなものじゃあないわよ?」


「う・・・・・うん・・・・・それは仕方ないよ・・・・


でもきっとカエデにも考えがあるんだろう?」


「ふぅ~~~ん・・・・じゃあいいよ。明日また学校でね」


優子は手を小さく振って部屋のドアを開けて外へ出て行った。


「おじゃましました~~~」


下に降りて母親に大きく声をかけて


そのまま外へ出て帰って行く優子。


シノブは彼女が部屋から出たあとすぐに


ベットに座り込んでしまった。


彼女を玄関まで見送る事も出来ずに・・・・


「ふぅ~~~・・・・・・・つかれたぁ・・・・・・・」


今日一日に起きた様々な事で、シノブはクタクタになり


そのまま起き上がることも出来ずに眠ってしまったのだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


次の日


シノブはすでに女装しカエデに入替わって銀座にいた。


時刻は夕方の5時30分。


母親には前日に優子と話していたように、


浩一の家に泊まると告げてある。


昼間に学校でその事を浩一に話し、そのまま優子の家に向かった。


シノブは彼女の家に着くとすぐにカエデと入替わり、


メイクを済ませて着替えた。


「いつもありがとう優子ちゃん。じゃあちょっと行ってくるね」


「うん・・・・無理しないでくださいね・・・・」


優子はそれだけしか言葉に出来ずシノブを見送った。


そして今・・・・


「さぁ~~~!気合を入れていきましょうかぁ!」


パンパン!


銀座のセラフィム前で、カエデは


両方の頬を軽く叩きそう独り言を言いながらビルに入っていった。




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気分がのらないときって


なにやってもうまく出来ないものですね。


小説も駄目


絵も駄目


でも駄目ならダメなりに


踏ん張れば乗り越えられる ビックリマーク




最近特に自分に言い聞かせてる音譜




それと最近ね・・・・



呑んで酔っ払うと涙もろくなりますあせる


(〃∇〃)




レンと一緒に呑むと


泣いちゃいますよ~~~ あせる



(*゚ー゚)ゞ



え? 何に泣くのかって?



それは意味不明だぁ~~~ 音譜




あはは~~


泣き上戸って~~ワケでもないんですけれどね・・・・



(///∇//)



なんでもないことに感動してウルウル来るんですよ~

















  1. 2012/04/11(水) 18:31:50|
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おはようごじゃります==


とてもいいお天気なのでなんだか



気分も軽やかな朝ですね。






朝にこうしてなんでもない事を書くのは




ずいぶん久しぶりなような気が・・・







ほんの少しの挨拶だけど




こうして1日を迎えるのも大切なんだなぁ 音譜









いいことあるかなぁ・・・・






とにかくやれるだけやろぉ~っと。。。



(=⌒▽⌒=)









  1. 2012/04/10(火) 08:46:00|
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やらせて! やだ!


人はお酒が好きだ 音譜




もちろんアルコールが駄目な人もたくさんいるので



全部がそうとは限らないのだけど・・・





でもアルコールがOKの人は



やっぱりお酒は好きのはずだ ラブラブ






先日友達とご飯を食べに行った。



もちろん飲めるお店で夜にいったから飲んだ。




すると他の席にアベックがやたらと目に付いた。




時間は夜の8時ごろ・・・・




どう見てもガラの悪そうなイカツイおっさん




茶髪の綺麗なお姉さんと一緒にご飯を食べている・・・・




どう見ても同伴 あせる






あの席もそうだ・・・・



こっちも・・・・




女の子たちの努力が垣間見られたような気がした



((ミ ̄エ ̄ミ)) ボーーー







人はお酒を呑むととても気持ちが大きくなる。




普段言えない事もドンドン言えちゃうようになる。




クヨクヨしていたことがバカらしく思えるくらい



気持ちが大きくなっちゃう あせる




そんな時にバカな男から



「おねがい!やらせて!」



( ̄人 ̄)オ・ネ・ガ・イ♪





などと言われたりしたら・・・・





「ば!ばか!なに言ってんの!」



川* ̄д ̄*川ポッ





などと動揺してきっとレンはうろたえてしまう あせる





しかしこのお願い・・・・




なんとも意味深な厄介ものだ・・・




もちろん相手にもよるんだけど



結婚していたり彼氏だったりと



こちらも好きなら厄介だ・・・



(///ω///)テレテレ♪




やっかいというより



まってました だろう ラブラブ






男なら言うこともあるセリフでも



女の口からは絶対に出ないもの・・・




や・ら・せ・て







うんうん


うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ





二十歳くらいの時に学校でクラスメイトがそばに来て




レンが一人遊んでた簡易ゲーム(昔は携帯ゲームなかったから)



を見つけて彼女は



「やらせて!」



と、そう言ってレンからそれを奪っていった・・・




(○ ̄ ~  ̄○;)ウーン・・・








昔からエロなレンはバカな事を考えてたものだ・・・




σ( ̄、 ̄=)ンート・・・


「いいよいいよ・・・どんどんやって~音譜






楽しい会話に無邪気さが溢れていた。














だから?




なに?






∑(〃゚ o ゚〃) ハッ!!









中身も落ちもない事を書いちゃってる!





゛(6 ̄  ̄)ポリポリ








落ちなしは関西人として許されへんわ・・・







いやいや・・・



もともと落ちをつけようと考えて書き出したものでもないし・・・・






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


今日のブログネタ 音譜


「やらせて!と、言われたらあなたはどうする?」



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆





これについて書きましたぁ




(=´Д`=)ゞ イヤァー






こんなものでどうでしょう???










グダグダだけど怒らないでね~~ 音譜




( ̄▽ ̄)ゞワルイワルイ







  1. 2012/04/07(土) 17:35:34|
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君が欲しいって?言われてみたい・・・・



「うちで仕事してみないか?」




僕は得意先のとある一流会社の重役から声を掛けられた。



「この不景気な時代で、うちへ就職したがる人もたくさんいるだろ?



君にとってもチャンスだと思うがね」




僕は何十年も一人で仕事をしていて



今の仕事に行き詰っていたのも確かだった・・・



「君の力をうちで振るってくれればそれなりの見返りも当然用意しよう。



それに君が面倒を見ている年老いたご両親も、



安心なさってきっとお喜びになるはずだ」




・・・・・・・・・・・・・・・・




そう声を掛けてくれたその会社のその人とは



十年来からの付き合いのため僕の家庭事情も把握している。




年老いた両親はいつも家業の行く末を案じている・・・




今の不景気と値下げ競争に勝ち残れない苦しさも理解していた。





家族の生活




両親の面倒




家業の存続




その全てが僕の肩にかかっていた。





そして一人で仕事をしている不安定な要素・・・




もし自分の身に病が降りかかっても



不慮の事故にあっても



今の生活は一気に崩壊する・・・







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







僕はしばらく黙って考えたあと、




顔を上げてこう答えた。





「ありがとうございます。そんなもったいないようなお話・・・・・


私に出来ることなら何でもさせていただきますので


よろしくお願いします」







*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆






皆さんお疲れ様です。



いきなり何がなんだかわからないでだしで


ごめんね~~ あせる






実はこれ



昨夜見た の話しなんです あせる





人は誰かに必要とされたいんですよね。



自分の能力を買って声を掛けられるほど



嬉しいことはありませんよ。




レンが以前から苦しんでいるのは



仕事の事です・・・・



皆さんそれぞれ大なり小なり持っている悩みでもあるでしょう?




ヘッドハンティングなんてされた事ありませんけど




やっぱりそんな声をかけてもらえたら嬉しいです。




そんな状況になればそれはそれで悩みますけど、



誰かに必要とされるのは喜びでもあります。




えへへへ 音譜




誰かに必要とされたいですよね。







ちなみにその夢に続きをつけるなら・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




僕が承諾したあとに、その重役の人はニヤリと微笑んで



こう付け加えたのだった・・・・





「ただしそれには条件がありますよ」



「え?条件?」



「ええ・・・・君はこのあと週に一度は私が用意したマンションで



私の来るのを待っていてもらいます・・・・」



重役はまるで勝ち誇ったように僕を見下ろしながら続けた。



「その日は出張で帰れないと家族には伝えておいて



私のお世話をしてください」



「は?え?ちょ?ちょっとどういうことですか?」



重役はいきなり僕の隣に移動してきて座りなおした。



「フフフ・・・それはこれからゆっくりと時間をかけて



覚えてもらえればわかってきますから・・・・」



僕は重役の息がかかるほど身を寄せられて



カラダを小さくしながらその先の不安を感じていたのだった・・・・






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆







なぁ~~~~~~んてね~~~~ 音譜






レンのココロ 




あっはははははは~~ 音譜




このおっさん



レンの仕事を買って声をかけたんじゃあなくて



ただのスケベ親父だったんだわぁ~~





ははは・・・・



???



さあ?この先はどうなるんだろうね???







  1. 2012/04/06(金) 15:14:10|
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ライアー×ライアーに元気もらって

おつかれさまで~す





・・・・・・・・・・・・・・・






なんか結構楽しく久々に更新してたのに






消えた!




Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!









同じ内容をもう一度書くのって難しいですよね・・・





気力もつづかへんし・・・





でも頑張って書く!





実は最近少しだけど元気回復してきてます。





それはこんな漫画にはまっちゃって あせる




ライアー×ライアー



金田一蓮十郎




  レンのココロ 
   


ある日、ノリで友達の高校時代の制服を借りて街に出た湊は


そこで義理の弟・透と遭遇してしまう!! 


別人だと言い張る湊を信じた透だけど、


透はその「女子高生姿」のほうの自分に惚れてしまったみたいで…





まあいわゆる望まないまま二股?


みたいな都合のいい漫画なんですけど・・・・




でもとにかくかわいい ラブラブ



男心も女心もミョ~~~に



いいんですよ~~





漫画で元気もらって



映画で元気もらって



そしてここに書き込んだり



みんなにコメやペタもらって



元気分けてもらったり・・・




元気もらってばかりのレンだけど





いつか溢れんばかりの元気者になって



まわりに分けれるようになりたいよ~~~~



。.:♪*:・'(*⌒―⌒*))) スペシャルスマイル








あはは・・・・・・・・・



二度書くとこれで精一杯だぁ・・・ あせる





ほんとはもうちょっと書いてたけど



こんなもんでしょ・・・



でももっと元気は出るようにがんばるビックリマーク



ヽ(〃^・^〃)ノ チュッ♪






  1. 2012/04/04(水) 18:41:31|
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ピアス×2 第三十八話


ピアス×2


第三十八話







それから駅に入り電車に乗り込んだシノブは


自宅のある駅まで戻ってきた。


改札を出るとそこには笑顔で優子が待っていたのだった。


「ごめんごめん!こんな夕方に呼び出してしまって・・・」


シノブはすぐに優子に謝って今日の事を話し出した。


朝からカエデがこの姿で銀座まで出かけたこと。


偽造屋に偽の学生証を作らせた事。


そのまま面接に行った事。


そのあと・・・・・・・・・・


その先だけは本当の事を言えずに、


町をぶらついているうちに気が付けばこんな時間に


なってしまったと誤魔化したのだった。


「ふ~~~ん・・・・・そっかぁ~・・・・それは大変だったね」


優子は優しく忍を気遣ってくれた。


「うん・・・・早番の仕事で出たお母さんは


もう家に帰っていると思うんだ・・・・


だからこの姿で帰るのはちょっとヤバイから、


優子ちゃんに手伝ってもらおうと思って・・・」


「うん、いいよぉ。私が先に入って


お母さんを足止めすればいいんでしょ?」


賢い優子はすぐに察してそうきりかえしてきた。


「ほんとごめん!たすかるよ」


駅から家までの道を二人は歩きながら


そんな会話をしていた。


「それにしてもばかね~~!


ウインドショッピングで夢中になって


帰らないといけない時間に気が付かないなんて」


「え?・・・・・」


「だってカエデさんの時なら久々のそれも楽しいでしょうに・・・・


でもシノブに戻ってるのにあんたもそんなのに興味あったんだぁ」


優子はシノブの意外な一面を見たように言う。


「あ?ああ・・・・ うん・・・・


僕もちょっとお洒落に目覚めちゃって・・・」


シノブはそう言い返して誤魔化そうとした。


「あ~~~?しのぶぅ~~~?」


「え???」


「あんたひょっとしてカエデさんと混ざってるうちに、


あんたも女装に興味持ってきちゃったんじゃあないのぉ?」


「う!うぐっ・・・・」


シノブは痛い所をつかれる・・・・


「でもそんなにかわいかったら


そんな気持ちになっても仕方ないかぁ~」


優子はシノブの顔を横から覗き込んでそう言った。


「え?」


シノブはその言葉で動揺する自分を感じていた。


ドキドキと胸が高鳴る・・・・


自分から見ても凄くかわいい優子から、


そんな言葉をかけられるなんて・・・・


「こうして二人で歩いていても、


すれ違う男はきっとあんたの方に眼が行くよ」


先ほど感じていた男性の視線の話を優子の口から聞くと


余計に胸の高鳴りは大きくなっていった。


「あれ?しのぶ?どうしてそんなに顔が赤くなってるの?」


優子はそんなシノブの変化に気が付いて聞いてきた。


「ううん!なんでもない!」


シノブは顔を横に大きく振ってそう言い返すので精一杯だった。




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  1. 2012/04/02(月) 18:08:48|
  2. ピアス×2
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